10:30~12:00 於アンサンブル江之島1F
○参加者:子ども11名(7か月~中学1年)、大人8名、スタッフ&サポーター9名
○参加費:3歳以上子ども1000円(きょうだい二人目からは800円)
ぽかぽか陽気の中、スタッフぽつぽつ集まり、参加者もぼちぼちやってきました。
なにもなくなったアンサンブル江之島1Fのスペースに、「たけぶん」にみんなが持ってきてくれた古着を一着ずつ広げていきました。
集合して、今日ここにいる人を全員紹介して、「縫うものはここにあります。切ってもいいです。ホッチキスやボンドもあります。家族でつくってもいいし、ひとりで作ってもいいです。じゃ、あとは自由にどうぞ!」というと、それだけ…?と、少しとまどっている人が多かったですが、これだけ服があれば、まずはあれこれ着はじめました。
そして、しばらくするとあちこちから「写真おねがいしまーす」の声が…。
モデル系男子 登場?
ストリート系?
こんなお父さんだったら、どうしよう…
衣装を変えながら戦いつづけるなぞの二人
マイワールド…靴作りに没頭中
マイワールド…傘にぐるぐる中
傘ができて満足
同時多発的、それぞれ、あちこちで、いろいろです
せっせと作業
親子共同作業の成果
ネコになりたかった女の子
ネコになったお姉ちゃんをつれてお散歩したかった妹
ランドセルしょったあやしい女性がガツガツ製作中。今晩、夢に見そうです。
最年少参加。 生まれて7か月。周りの状況におどろくばかり。
敏腕サポーターもそれぞれ製作中
ナース誕生
まだ作っている人、やる気満々の人、かさに夢中の人も、とりあえず集合!
今回は、おとながむしろ積極的に取り組んでいた姿が印象的でした。
おとなも子どもも、服を変えると、服に合わせてそれらしく行動も変わるのがおもしろかったです。
そんなこんなで1時間半をすごし、最後に、おやつのバナナケーキとお茶でホッと一息ついて、おしまい。
「服を着る(着せられる)」という行為は、0歳の赤ちゃんにとっても日常的なことなので何歳でも参加できること、「着せられる」という楽しみ方からはじめて、そこに留まることもできるし、次は自分で選んで「着る」という楽しみ方へと移行していくのも自然にやりやすいこと、本人の気持ちにあわせて、日常的な体験から非日常的な体験までいろんな段階の楽しみ方ができること、その人の個性やふだんの様子とのギャップなどがわかりやすく見える形にしやすいことなど、「見せる相手」がいることで、「着る楽しみ」が促進される側面もあるので、見てくれる人の存在も大事になることなど、いろいろな発見がありました。また、古着を持ち寄ることは、その人の好みやその人がその服を買ったころのことに思いを馳せたりする側面もあります。まだまだこの先、考えていくとおもしろいことがたくさんある気がしました。今回は1回だけの企画で、その入り口しかのぞいていない感じでしたが、今度は3回シリーズで、もっと深めていくのもいいかなぁ。
さて、次回からは、いよいよ3回シリーズで「X(はてな)琴プロジェクト」がはじまります。
木琴でも鉄琴でもない、みたこともない新しい楽器、X(はてな)琴をつくって、音で楽しむという企画です。
5・6月で「おと工作」、7月はその楽器を使って片岡祐介さんを招いて「おと楽しみ」を行います。
詳細は、近日中におしらせしますが、第1回目は5月8日です。
まずはその日、予定を「ぶっとび」にあわせておいてくださいね!!